自分を正しく認識する

Monthly Message2013年2月号


 

松下幸之助さんの著書

 

『大切なこと』

 

この中で

【自分は自分】というのがある。

 

 

自分は自分である。

 

100億人の人間が居っても

自分は自分である。

 

人間と犬は違うから

お互い真似はしない。

 

それは人間としての誇りを

知らず知らず持っているからだ。

 

でも人間同士では

 

どうして他人と同じことを

やりたがるのだろう・・・

 

 

そして

こんなことも書かれている。

 

 

自分を失った人間が100憶居ても

それは烏合の衆にすぎない。

 

自己を認識しないで

 

ただいたずらに他人の真似をするのは

人間が犬の真似をするのと同じで

 

何の誇りのない。

 

人真似をしないで

自分の道を自分の力で歩んでいこう!

 

 

 

そこで質問!

 

今のあなたの感情はどんな感じですか?

 

次の三つの中でどれに当てはまりますか?

 

 

(1)満ち溢れていて、何をしていても楽しい

(2)楽しいけど、ふとした時に考えてしまう・・・

   何か物足りない・・・

 

(3)ぽっかり心に穴が開いたような感じ

 

 

(1)は問題ないですね(*^_^*)

 

 

(2)は少し要注意ですが

心の中に抱えている【何か】

 

その要因を理解している。

 

そして

それを打ち消そうとをしている。

 

または

何かに集中して

 

気を紛らわそうとしている。

 

そんな状態でしょうか・・・

 

 

(3)は

誰が考えても『それは大変!』と思いますよね~

 

 

 

人はどうして

【自分】という同じ入れ物の中で

 

このような感情の違いが出てくるのでしょうか?

 

 

そこには

【自分の感情をうまく表現する】

 

これが関連しているように思います。

 

 

 

今、世の中はSNSを通して

自分をアピールする場がありますね。

 

 

自分のことやプライベート!

 

人に話すのに何の抵抗もない人もいれば

自分のことはなるべく話したくない。

 

 

このように分かれるのは当然です。

 

どちらのタイプも悪いわけではありません。

 

 

では

その強さが心に与える影響!

 

それを考えてみましょう!

 

 

自分のことをなるべく話したくない。

 

この自己隠蔽(いんぺい)が強い人は

 

人からどう見られるか?が気になり

些細なことでも隠したくなる。

 

 

逆に自分のことを

人に話すのに何の抵抗もない人

 

こういう人は

 

自分の感情を

うまく表現できる人かもしれませんね~

 

 

自分を大切に思う【自己愛】

 

これは

とても大切なことです。

 

ただ・・・

これが強すぎると・・・

 

 

つまり

自分を晒しすぎる人は

他人の反応に対してショックを受けたり

 

周りが無関心になれば

 

落ち込んだり・・・

逆ギレしたり・・・

 

 

要はバランスなんですよね~

 

 

自己隠蔽も自己愛も

どちらも程々の強さで・・・

 

これが

周りの人との関わりがうまくいき

 

心も安定する・・・

 

 

人は

いろんな欲求を持って生きています。

 

 

生きるための欲求が

満たされ、安定すると

 

今度は【所属の欲求】が出てきます。

 

 

『どこかに属したい!』

という欲求ですね~

 

 

どこかに属したら

今度はそこで『認められたい!』

 

つまり

【承認欲求】が出てきます。

 

 

この【承認欲求】が出てきているとき

 

認められたいのに

認めてもらえない!

 

そして

その感情を表現できない!

  

このような状況になったとき

 

 

自分の中での統合性が失われ

 

【自分のことが自分でも分からなくなる】

 

【自分が満たされていない】

 

【自分が分からないから人に振り回されてしまう】

 

 

達成感も

 

満足感も

 

連帯感も感じられない。

 

 

虚しさや孤独感が

心の中を占めている・・・

 

 

それが先ほどの

質問の(3)の状態かもしれません。

 

 

そこで

松下幸之助さんの言葉

 

【自分は自分】

 

 

自分というものをしっかり持って

 

周囲の人と

コミュニケーションをとることが大切ですが

 

 

でも

【うまく】できなくてもいいのです。

 

 

そういう時は

 

少し相手に委ねてみるのも

いいかもしれませんね~

 

 

人は自分を頼ってくる人を

無意識に守ろうとします。

 

 

もし今あなたが

うまく自分を表現するのが出来なくて

 

悩んでいたり

心が苦しいとき

 

 

また自分の中で悩みを抱えて

心が痛いとき

 

相手に頼って委ねてみましょう。

 

 

大切なことは

【自分の心が今どんな状態なのかを知ること】

 

 

元気なのか?

 

痛いのか?

 

 

元気なら

頼られる方で

 

痛いなら頼る方!

 

 

そして元気になったら

 

今度は 

頼られる方になればいいのです(*^_^*)

 

 

【元気】とは

【気】が【元】に戻ること!

 

 

頼る方と頼られる方!

 

お互い様ですね(*^_^*)

 

 

 

松下幸之助さんは

【自分は自分】の中で

 

 

自分は自分

そこに自分の誇りがあり、自信がある。

 

こんな人こそが

社会の繁栄のため

 

本当に必要な人

 

 

 

 

より良いコミュニケーションをとるためには

 

今の自分を正しく認識する!

 

そして

他人と違ってもいい・・・

 

 

その認識こそが

 

自分の誇りと自信に

繋がるのかもしれませんね(*^_^*)

 

 

 

春の明るいエネルギーと共に

 

自分の未来も

明るいものにしたいですね(*^_^*)

 

 

 

2013228日 

 

スピリチュアルカウンセラー

つだけいこ